引っ越しシーズン到来!
「今、住んでいる街」への評価は?
「引っ越し先の街」で重視する条件とは
~2023年版TownU利用者調査~
一人ひとりのライフスタイルや価値観に合った「本当に住みやすい街」を提案するWebサービス「TownU(タウニュー)」では、「街診断」の利用者データをもとに「引っ越し先の街で重視すること」などを今年も調査しました。
円安や各商品の値上げラッシュなど大きく経済が動いた1年でしたが、人々の住まいや引っ越し先に求める条件はどのように変わったのでしょうか。
各項目の説明
- 交通利便性
- 都心の主要駅へのアクセス面や交通機関の利用面については快適か。
- 生活利便性
- 商業施設が栄えており買い物に便利か。また、銀行や病院、図書館などの施設があり、生活上便利であるか。
- コスパ
- 「住まい環境」の充実度に対する家賃相場や分譲価格相場、物件の相場に納得しているか。
- 発展性
- 周辺において再開発が進み、将来的に今よりも発展しそうか。
- 子育て・
教育環境 - 自治体の子育ておよび教育に対する施設や制度の充実度、学校や地域との連携についてどうか。
- 安全性
- 交通事故が少なく、犯罪発生率が低いか。また災害時において洪水や浸水などのリスクが低いか
- 住環境
- その街の施設の充実さや騒音など住まいの快適さに影響のある事柄について十分であるか。
>昨年の調査はこちら「2022年版TownU利用者調査」
「今住んでいる街」に対して満足度が高いのは「交通利便性」と「生活利便性」。「コスパ」と「発展性」には不満アリ?
不満 | 満足 | |
---|---|---|
交通 利便性 |
16% | 65% |
コスパ | 23% | 45% |
子育て・ 教育環境 |
15% | 31% |
住環境 | 22% | 52% |
生活 利便性 |
20% | 59% |
発展性 | 30% | 35% |
安全性 | 18% | 55% |
- 「今住んでいる街」について「不満~満足」の5段階で評価
- 不満:「不満」「やや不満」と回答した人の合計 、満足:「満足」「やや満足」と回答した人の合計
- 「今住んでいる街」に対し、満足と答えた人の割合が最も高いのは「交通利便性」(65%)、次いで「生活利便性」(59%)。昨年の調査に引き続き、利便性に関する2項目に関しては約6割の人が「満足」と回答。
- 満足と答えた人の割合が最も低いのは、昨年に引き続き「子育て・教育環境」(31%)、次いで「発展性」(35%)。
- 不満と答えた人の割合が最も高いのも昨年に引き続き「発展性」(30%)。次いで「コスパ」(23%)であるが、「住環境」に対する不満も伸びている傾向。
「今住んでいる街」の交通利便性の満足度が高いのは東京。埼玉や千葉では「発展性」に不満が増す傾向
東京 | 神奈川 | 埼玉 | 千葉 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
不満 | 満足 | 不満 | 満足 | 不満 | 満足 | 不満 | 満足 | |
交通 利便性 |
11% | 72% | 19% | 59% | 25% | 49% | 27% | 48% |
コスパ | 24% | 44% | 22% | 44% | 18% | 50% | 19% | 48% |
子育て・ 教育環境 |
12% | 33% | 18% | 28% | 17% | 28% | 18% | 29% |
住環境 | 22% | 54% | 23% | 50% | 22% | 50% | 23% | 50% |
生活 利便性 |
18% | 61% | 21% | 58% | 23% | 53% | 22% | 55% |
発展性 | 28% | 36% | 32% | 36% | 34% | 34% | 39% | 29% |
安全性 | 17% | 58% | 19% | 52% | 18% | 51% | 21% | 48% |
- 「今住んでいる街」について「不満~満足」の5段階で評価
- 不満:「不満」「やや不満」と回答した人の合計 、満足:「満足」「やや満足」と回答した人の合計
- 「生活利便性」と「住環境」の満足度は一都三県すべてで50%超え。
- 「発展性」は埼玉や千葉では不満の割合が高くなる傾向。
- 一方で、「コスパ」は東京よりも埼玉や千葉のほうが満足度が高い結果。
引っ越し先の街では「生活利便性」が最重要。「安全性」が新たにランクイン
1 | 生活利便性 |
---|---|
2 | 交通利便性 |
3 | 住環境 |
4 | コスパ |
5 | 安全性 |
- 交通利便性/コスパ/子育て・教育環境/住環境/生活利便性/発展性/安全性の7項目の中から優先度順に選択した3条件を点数化し集計。
- 以下、【年代別】【家族構成別】TOP5も同様
- ライフスタイルの多様化に伴い、「生活利便性」が1位。
- 2023年は大きな事件もあった影響か、「安全性」が5位に新たにランクイン。
全世代で「生活利便性」が1位。「子育て・教育環境」は各世代で順位を落とす
20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 生活利便性 | 生活利便性 | 生活利便性 | 生活利便性 | 生活利便性 |
2 | 交通利便性 | 交通利便性 | 交通利便性 | 住環境 | 住環境 |
3 | コスパ | 住環境 | 住環境 | 交通利便性 | 交通利便性 |
4 | 住環境 | コスパ | コスパ | コスパ | 安全性 |
5 | 安全性 | 子育て・ 教育環境 |
安全性 | 安全性 | コスパ |
- 今年の調査では全世代で「生活利便性」が1位。
- 昨年に比べ「子育て・教育環境」が各世代順位を落とす。
- 一方、「コスパ」は各世代順位がアップ。円安や商品の値上げラッシュを受けて節約意識が高まった影響か。
子持ちファミリーでも「生活利便性」が1位に。「交通利便性」の優先度は家族構成にかかわらずダウン
単身 | 夫婦 | 夫婦+子ども | |
---|---|---|---|
1 | 生活利便性 | 生活利便性 | 生活利便性 |
2 | 交通利便性 | 交通利便性 | 子育て・教育環境 |
3 | 住環境 | 住環境 | 住環境 |
4 | コスパ | コスパ | 交通利便性 |
5 | 安全性 | 安全性 | コスパ |
- 子持ちファミリーで「子育て・教育環境」の順位が昨年よりもダウン。「生活利便性」が1位。
- 各世代「交通利便性」の順位が昨年よりもダウン。リモートワークの定着などが要因か。
TownUの「街診断」の利用者データをもとに調査した結果、昨年に引き続き「今住んでいる街」の評価ついては「交通利便性」と「生活利便性」の満足度が高めになりました。
一方、「引っ越し先の街で重視すること」の項目では「生活利便性」が1位となる結果に。
コロナ禍を経て、働く場所や時間を選ばないフレキシブルな働き方が根付き始めた印象があります。
環境や時代が変わればライフスタイルや価値観も変化していきます。物件探しの前に、まずは今の自分のライフスタイルや価値観に合った街探しから始めてみませんか。
調査概要
- 調査期間:
- 2021年11月11日~2022年11月10日
- 調査対象:
- TownUの街診断利用者
各項目の説明
- 交通利便性
- 都心の主要駅へのアクセス面や交通機関の利用面については快適か。
- 生活利便性
- 商業施設が栄えており買い物に便利か。また、銀行や病院、図書館などの施設があり、生活上便利であるか。
- コスパ
- 「住まい環境」の充実度に対する家賃相場や分譲価格相場、物件の相場に納得しているか。
- 発展性
- 周辺において再開発が進み、将来的に今よりも発展しそうか。
- 子育て・
教育環境 - 自治体の子育ておよび教育に対する施設や制度の充実度、学校や地域との連携についてどうか。
- 安全性
- 交通事故が少なく、犯罪発生率が低いか。また災害時において洪水や浸水などのリスクが低いか
- 住環境
- その街の施設の充実さや騒音など住まいの快適さに影響のある事柄について十分であるか。
本調査結果引用時のお願い
本調査結果の内容を使用・引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
- ・出典元が「SBIアルヒ株式会社 TownUによる調査」である旨の記載
- ・本記事へのリンク設置
例:「調査元:SBIアルヒ株式会社 TownU(リンク先:https://townu.jp/news/info/20230125)」 - ・調査結果データの加工・改変はご遠慮ください
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