RESEARCH

春の引っ越しシーズン到来!

「今、住んでいる街」への不満、
「引っ越し先の街」で重視する条件は?

~TownU利用者調査~

引っ越しを考える際、物件選びと並んで重要なのが「街選び」。どんな街を選ぶかは、その後のライフスタイルや生活の満足度にも大きく影響します。

一人ひとりのライフスタイルや価値観に合った「本当に住みやすい街」をAI技術を用いて提案するWebサービス「TownU(タウニュー)」では、「街診断」の利用者データをもとに「引っ越し先の街で重視すること」などを調査しました。

1 「今住んでいる街」に対して満足度が高いのは「利便性」。「発展性」は不満アリ?

「今住んでいる街」の評価
  不満 満足
交通
利便性
14% 67%
コスパ 22% 46%
子育て・
教育環境
14% 32%
住環境 20% 55%
生活
利便性
17% 61%
発展性 29% 36%
安全性 19% 53%
  • 「今住んでいる街」について「不満~満足」の5段階で評価
  • 不満:「不満」「やや不満」と回答した人の合計 、満足:「満足」「やや満足」と回答した人の合計
  • 「今住んでいる街」に対し、満足と答えた人の割合が最も高いのは「交通利便性」(67%)、次いで「生活利便性」(61%)。利便性に関する2項目に関しては6割強の人が「満足」と回答している
  • 満足と答えた人の割合が最も低いのは「子育て・教育環境」(32%)、次いで「発展性」(36%)
  • 不満と答えた人の割合が最も高いのは「発展性」(29%)、次いで「コスパ」(22%)

2 「今住んでいる街」の総合的な満足度が高いのは東京。千葉は「コスパ」が好評価

【一都三県別】「今住んでいる街」の評価
  東京 神奈川 埼玉 千葉
不満満足 不満満足 不満満足 不満満足
交通
利便性
10%74% 18%60% 22%54% 23%54%
コスパ 23%45% 22%44% 17%49% 18%51%
子育て・
教育環境
12%33% 17%29% 17%29% 15%32%
住環境 20%56% 21%52% 20%52% 20%53%
生活
利便性
16%64% 19%59% 20%56% 20%58%
発展性 27%37% 29%38% 32%35% 34%32%
安全性 17%57% 18%52% 20%48% 21%48%
  • 「今住んでいる街」について「不満~満足」の5段階で評価
  • 不満:「不満」「やや不満」と回答した人の合計 、満足:「満足」「やや満足」と回答した人の合計
  • 満足と答えた人の割合が最も高いのは「交通利便性」(一都三県平均60%)、「生活利便性」(同 59%)。不満と答えた人の割合が最も高いのは「発展性」(同 31%)、次いで「コスパ」「住環境」が並ぶ(同 20%)
  • 東京は7項目の満足度が平均52%と最も高く、特に「交通利便性」に満足している人が74%と突出。「子育て・教育環境」にも満足と回答した人の割合が最高(33%)である一方、「コスパ」に対して不満と答えた人の割合はほかの3県より高い(23%)
  • 神奈川は「発展性」に満足している人の割合が東京を抑えて最も高い(38%)
  • 千葉は「コスパ」に満足している人の割合が過半数を超えて最高(51%)となるものの、「交通利便性」「発展性」「安全性」に対して不満と答えた人の割合がほかの3県より高め

3 引っ越し先の街でも「利便性」は最重要。解消したいのは「住環境」と「コスパ」の不満?

引っ越し先の街で重視することTOP5
1交通利便性
2生活利便性
3住環境
4コスパ
5子育て・教育環境
  • 交通利便性/コスパ/子育て・教育環境/住環境/生活利便性/発展性/安全性の7項目の中から優先度順に選択した3条件を点数化し集計。以下、【年代別】【家族構成別】TOP5も同様
  • 「今住んでいる街」の評価で満足度が高かった「交通利便性」と「生活利便性」が「引っ越し先の街で重視すること」でも1・2位に。今住んでいる街の評価で「不満」と答えた人が多かった「住環境」と「コスパ」が続く
  • 「今住んでいる街」で満足度が高い項目は「引っ越し先の街」でも引き続き重視し、不満度が高い項目については引っ越しによって不満を解消したいニーズが見て取れる

4 20代は「コスパ」、30代は「子育て・教育環境」、50代以上は「安全性」も重視したい?

【年代別】引っ越し先の街で重視することTOP5
  20代 30代 40代 50代 60代
1 交通利便性 交通利便性 生活利便性 生活利便性 生活利便性
2 生活利便性 生活利便性 交通利便性 交通利便性 住環境
3 コスパ 住環境 住環境 住環境 交通利便性
4 住環境 子育て・
教育環境
コスパ 安全性 安全性
5 安全性 コスパ 子育て・
教育環境
コスパ コスパ
  • 全年代で人気なのは「交通利便性」「生活利便性」。20・30代は「交通利便性」が1位だが、40代以上は「生活利便性」が「交通利便性」を上回る
  • 20代は「コスパ」が3位と、ほかの年代より「コスパ」を重視する傾向あり
  • 一般的な子育て層と重なる30代は、ほかの年代を比較して「子育て・教育環境」を重視
  • 50代以上では「安全性」重視の人が増加。60代では「住環境」が2位にアップし、「生活利便性」に迫る結果に

5 子持ちファミリーは「子育て・教育環境」を最も重視し、「交通利便性」の優先度はダウン

【家族構成別】引っ越し先の街で重視することTOP5
  単身 夫婦 夫婦+子ども
1交通利便性交通利便性子育て・教育環境
2生活利便性生活利便性生活利便性
3コスパ住環境住環境
4住環境コスパ交通利便性
5安全性安全性コスパ
  • 「単身」「夫婦」では「交通利便性」が最も人気。「単身」のTOP5は20代と同様、「夫婦」のTOP3は30代と同様の結果となった。利便性の高い街に住みたい半面、街の「安全性」についても気になる模様
  • 「夫婦+子ども」では「子育て・教育環境」が1位に。「交通利便性」は4位に下がり、「単身」「夫婦」より自宅の周辺環境を重視する傾向が見える

TownUの「街診断」の利用者データをもとに調査した結果、「今住んでいる街」の評価で満足度が高かった「交通利便性」と「生活利便性」が「引っ越し先の街で重視すること」でも上位にランクイン。

「今住んでいる街」で満足している項目は「引っ越し先の街」でも引き続き重視したい意向があることがわかりました。また、不満を感じている項目については次の引っ越しによって不満を解消したいようです。

引っ越しを成功に導くポイントの1つは、ライフスタイルや価値観に合った街を選ぶこと。物件探しの前に、まずは自分にぴったりな街探しから始めてみませんか。

調査概要

調査期間:
2021年11月11日~2022年1月21日
調査対象:
TownUの街診断利用者

各項目の説明

交通利便性
都心の主要駅へのアクセス面や交通機関の利用面については快適か。
生活利便性
商業施設が栄えており買い物に便利か。また、銀行や病院、図書館などの施設があり、生活上便利であるか。
コスパ
「住まい環境」の充実度に対する家賃相場や分譲価格相場、物件の相場に納得しているか。
発展性
周辺において再開発が進み、将来的に今よりも発展しそうか。
子育て・
教育環境
自治体の子育ておよび教育に対する施設や制度の充実度、学校や地域との連携についてどうか。
安全性
交通事故が少なく、犯罪発生率が低いか。また災害時において洪水や浸水などのリスクが低いか
住環境
その街の施設の充実さや騒音など住まいの快適さに影響のある事柄について十分であるか。

本調査結果引用時のお願い

本調査結果の内容を使用・引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。

  • ・出典元が「SBIアルヒ株式会社 TownUによる調査」である旨の記載
  • ・本記事へのリンク設置
    例:「調査元:SBIアルヒ株式会社 TownU(リンク先:https://townu.jp/news/info/20220324)」
  • ・調査結果データの加工・改変はご遠慮ください

自分にどんな街が
合っているかわからない…

引っ越し先の街をどこにしようか迷っているなら、
TownU街診断を試してみませんか?

あなたのライフスタイルや価値観に合った
「本当に住みやすい街」ベスト3をAIが提案します!

TownUには、街に関するさまざまなデータや
口コミなどがひと目でわかる街情報が充実。

使い方はとっても簡単!

気になる街を駅名や路線名・地図などから
検索するだけでOKです。