東京都墨田区

墨田区の治安や
住みやすさはどう?
墨田区は東京23区の中央より少し東に位置し、西は台東区、荒川区に、北から東にかけては足立区、葛飾区、江戸川区に、南は江東区、中央区に接しています。
江戸期から引き継がれている伝統・歴史に加え、隅田川のリバーサイドの景観、東京スカイツリーをはじめとするレジャー・商業施設など、様々な年代の人々が訪れ、また、住まいとする人も多い、魅力的な街となっています。
墨田区の駅一覧
数値で見る墨田区
墨田区はどのような街なのでしょうか。ここでは、墨田区の基本的な情報を数値で紹介していきます。
人口
279,985 人
東京23区中 15位
世帯数
162,280
東京23区中 15位
総面積
13.77 ㎢
東京23区中 17位
人口密度(1㎢あたり)
20,333.0 人
東京23区中 6位
(順位は高い順)
平均年齢
45.06 歳
東京23区中 14位
(順位は若い順)
都市公園等の数
146
東京23区中 15位
都市公園等の面積
0.79 ㎢
東京23区中 16位
都市公園等の一人当たり面積
2.82 ㎡
東京23区中 17位
都市公園等の面積の割合
5.70 %
東京23区中 13位
- 参考元:
- https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/juukiy/2023/jy23000001.htm
- *
- 第1表 区市町村、世帯数、男女別人口(人口総数)及び人口密度(令和5年、令和4年)
- *
- 第4表 区市町村別面積、人口総数に占める割合、一世帯当たり人員及び町丁数
- 参考元:
- https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/juukiy/2023/jy23qf0001.pdf
- *
- 表4 区市町村、男女別平均年齢(人口総数)
- 参考元:
- https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/jigyo/park/kouenannai/kouen_menseki.html
- *
- 東京都都市公園等区市町村別面積・人口割比率表 令和5年4月1日現在
治安は?
ここでは警視庁とTownUのデータを基に、墨田区の治安に関する情報を紹介していきます。
【墨田区の犯罪件数】
凶悪犯計
犯罪件数 | 東京23区中の順位 | ||
---|---|---|---|
発生件数 | 10,000人 あたり |
1㎢ あたり |
|
20 | 10 位 | 7 位 | 5 位 |
粗暴犯計
犯罪件数 | 東京23区中の順位 | ||
---|---|---|---|
発生件数 | 10,000人 あたり |
1㎢ あたり |
|
174 | 16 位 | 8 位 | 8 位 |
侵入窃盗計
犯罪件数 | 東京23区中の順位 | ||
---|---|---|---|
発生件数 | 10,000人 あたり |
1㎢ あたり |
|
32 | 20 位 | 16 位 | 13 位 |
非侵入窃盗計
犯罪件数 | 東京23区中の順位 | ||
---|---|---|---|
発生件数 | 10,000人 あたり |
1㎢ あたり |
|
1,330 | 15 位 | 8 位 | 6 位 |
その他計
犯罪件数 | 東京23区中の順位 | ||
---|---|---|---|
発生件数 | 10,000人 あたり |
1㎢ あたり |
|
397 | 20 位 | 8 位 | 8 位 |
合計
犯罪件数 | 東京23区中の順位 | ||
---|---|---|---|
発生件数 | 10,000人 あたり |
1㎢ あたり |
|
1,953 | 18 位 | 8 位 | 7 位 |
- 参考元:
- https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/about_mpd/jokyo_tokei/index.html
- *
- 令和4年 区市町村の町丁別、罪種別及び手口別認知件数
墨田区の犯罪件数は1,953件となっており、東京23区内の順位としては、発生件数ベースで18位となっていますが、人口あたりで8位、面積あたりだと7位なので、治安が良好とまではいえないようです。実際に墨田区に住んでいる人の口コミをみると地区により「治安がよく、安心して暮らせた」「人が多く少々治安に不安な面がある」など様々な意見があります。
墨田区の治安に関する口コミ
日中も夜も静かで治安が良い。
街は基本的に静かで治安が良い。
治安がよく、安心して暮らせた。
一本中に入ると暗くて狭い道が多いので、夜の一人歩きはお勧めできません。
治安が良いとは言えないのが残念です。
夜一人で歩くには治安の面で不安がある。
人が多く少々治安に不安な面がある。

両国駅周辺の様子

錦糸町駅周辺の様子

曳舟駅周辺の様子
子育て支援
墨田区は、0~14歳の人口が総人口比で東京23区内で19位と、子どもの割合が少ない区となっています。墨田区では子育て世帯に向けて様々な支援策を実施しています。ここでは代表的な子育て支援策を2つ紹介していきます。
墨田区0~14歳の人口
(2023年1月1日現在)
0~4歳
総数 | 総人口比 | 東京23区中の順位 (総人口比) |
---|---|---|
9,574 | 3.42 % | 16 位 |
5~9歳
総数 | 総人口比 | 東京23区中の順位 (総人口比) |
---|---|---|
9,374 | 3.35 % | 19 位 |
10~14歳
総数 | 総人口比 | 東京23区中の順位 (総人口比) |
---|---|---|
8,746 | 3.12 % | 19 位 |
0~14歳合計
総数 | 総人口比 | 東京23区中の順位 (総人口比) |
---|---|---|
27,694 | 9.89 % | 19 位 |
出産・子育て応援事業「ゆりかご・すみだ」
墨田区は、全ての妊婦の方が安心して出産を迎えられるよう、妊娠中に助産師又は保健師等が面接を行い、相談や必要な支援を行う事業「ゆりかご・すみだ」を区独自の事業として実施しています。対象者は面接日現在、墨田区に住民登録がある妊婦の方ご本人です。面接された妊婦の方には、育児負担軽減のため「育児パッケージ(赤ちゃん1人につき、こども商品券10,000万円分)」が支給されます。
きずなメール
墨田区は、妊婦や乳幼児の保護者の方が、安心して出産や子育てができるよう、妊娠周期や月齢に応じたテキストメッセージを墨田区LINE公式アカウントにて配信しています。登録方法や、登録のための二次元コードは墨田区の公式ページに掲載されています。
待機児童
近年、東京23区内の各区では待機児童の解消への対策が進み、平成29年4月1日時点で計5,665人もの待機児童がいましたが、令和5年4月1日時点で計12人まで減少、21区で待機児童0人を達成しています。墨田区においては平成30年度時点では189人いましたが、その後、認可保育所の整備など待機児童解消への対策が進められました。
年度 | 待機児童数 |
---|---|
令和2年 | 97 |
令和3年 | 29 |
令和4年 | 7 |
令和5年 | 2 |
墨田区で評価の高い駅ベスト3
とうきょうスカイツリー駅
とうきょうすかいつりー

4.08
墨田区押上一丁目にある東武スカイツリーライン(伊勢崎線)の駅で、浅草、北千住、西新井など、さらに埼玉県・群馬県方面へ乗り換えなしでアクセスできます。また、上り下りとも、全ての特急列車も停車するため、東武日光、鬼怒川温泉、赤城、会津田島など栃木・群馬・南会津方面への行楽にも便利です。徒歩圏内には京成押上線、都営地下鉄浅草線、東京メトロ半蔵門線、一部の東武スカイツリーライン(伊勢崎線)が乗り入れる押上駅もあり、行先に応じて使い分けると便利です。明治後期、この場所に浅草駅が設置され、東武鉄道の貨物と隅田川の舟運の貨物の積み替えを行う広大な貨物ヤードも設けられました。1931(昭和6)年、旅客線は隅田川を渡り浅草雷門駅(現・浅草駅)まで延伸されたため、旧・浅草駅は業平橋駅へ改称されましたが、引き続き東武鉄道の貨物の拠点として利用されました。業平橋駅は戦後も鉄道貨物の拠点でしたが、昭和40年代以降、貨物は自動車中心の輸送へ変わっていき、1993(平成5)年に当駅利用の貨物列車は廃止されました。これにより、東武鉄道は広大な貨物ヤードの跡地を所有することとなり、長年にわたり有効利用のための再開発が検討され、2006(平成18)年に新タワーなどの建設が決定、2008(平成20)年に着工、2012(平成24)年に竣工となり、東京スカイツリータウンが開業しました。開業に先立ち、業平橋駅はとうきょうスカイツリー駅へ改称されています。現在、東京スカイツリータウンには東京スカイツリーのほか、商業施設の東京ソラマチ、すみだ水族館、プラネタリウムなどがあり、国内外より多くの観光客が訪れる人気のスポットとなっています。
菊川駅
きくかわ

4.08
墨田区菊川三丁目にある都営地下鉄新宿線の駅で、新宿、市ヶ谷、神保町、馬喰横山、森下、大島、船堀、本八幡などへ乗り換えなしでアクセスできます。本八幡ではJR総武線・京成線に乗り換え可能なので、千葉方面へのアクセスにも便利です。都営新宿線は、新宿からは京王線に乗り入れているため、笹塚、千歳烏山、調布、京王多摩センター、橋本などに直通する電車もあります。江戸期の菊川一帯は武士の屋敷地で、駅のすぐ北には「長谷川平蔵・遠山金四郎住居跡」があります。長谷川平蔵は旗本で池波正太郎の小説『鬼平犯科帳』のモデル、遠山金四郎は北町奉行で『遠山の金さん』のモデルでもあります。明治期になると工場が多く立地しましたが、現在は概ね住宅地となっています。駅前には飲食店や100円ショップなどがあり、周辺にはスーパーマーケットもあり、暮らしやすい街となっています。菊川駅がある「菊川駅前交差点」は、新大橋通りと三ツ目通りが交わる場所にあります。どちらも片側2車線の大通りで交通量も多く、道路沿いは若干騒音や振動が感じられるかもしれません。自動車利用時の利便性も高く、道路が渋滞していなければ、東京駅、日本橋、秋葉原、浅草、東京スカイツリー、門前仲町などは10分もかかりません。路線バスの利用も便利で、菊川駅前のバス停からは新橋方面、とうきょうスカイツリー駅前方面の路線が10~15分間隔で運行されているほか、亀戸駅前方面、築地駅前方面へのバス路線もあります。
両国駅
りょうごく

4.02
墨田区横網一丁目にあるJR総武線・都営地下鉄大江戸線の駅。総武線利用で秋葉原、御茶ノ水、四ツ谷、新宿、中野、錦糸町、市川、船橋などへ、大江戸線利用で汐留、六本木、都庁前、練馬、上野御徒町、東新宿などへ乗り換えなしでアクセスできます。総武鉄道は市川駅から本所駅(現・錦糸町駅)までは1894(明治27)年に開通させていましたが、1904(明治37)年に都心方面へ延伸、両国橋駅(現・両国駅)を開業し、当初は亀戸駅から東武鉄道も乗り入れました。この延伸区間は日本の鉄道で最初の高架区間でもありました。総武鉄道は1907(明治40)年に国有化、その後、路線名が制定され総武本線となっています。隅田川が近い両国橋駅には、鉄道と舟との間で貨物の積み替えを行うための貨物ヤードも整備され、貨物駅としても発展しました。現在、広大な貨物ヤードの跡地は再整備され、両国国技館などになっています。
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また、本ページは2023年8月に作成されたものです。最新の情報は各種公式サイトでご確認ください。